admin 生後5～6ヵ月頃になると、赤ちゃんは母乳やミルクだけでは栄養が足りなくなってきます。徐々に離乳食に移行していく時期です。月齢によって適した食材が変わるため、親にとっては悩ましい時期でもあります。ここでは、赤ちゃん月齢別におすすめの食材を紹介していきます。
生後5～6ヵ月は、赤ちゃんが初めて離乳食を口にする大切なステップです。まずは、消化に良いお粥や、茹でて柔らかくした野菜のペーストが適しています。例えば、にんじんやかぼちゃ、じゃがいもなどが代表的な食材です。離乳食を作る際には、食材を滑らかに潰してあげます。
7～8ヵ月頃になり離乳食に慣れてきたら、少し食感を残した食材に挑戦してみましょう。柔らかく茹でた野菜や、豆腐、白身魚などが良い選択肢です。また、この時期からタンパク質を取り入れることができるため、鶏のささみや卵黄を少量ずつ加えると良いです。食材を細かく刻んで、少しずつ噛む練習を促すことがポイントです。
生後9～11ヵ月頃、赤ちゃんも食べられるものが増える時期です。少し固めのご飯や、細かく切った野菜、柔らかくした肉類が取り入れやすくなります。牛肉や豚肉も、この頃から少量ずつ取り入れてみてください。また、果物では、りんごやバナナが食べやすいです。
離乳食を与える際、アレルギーに注意が必要になります。初めて食べる食材は、1種類ずつ与えるようにします。なぜなら、アレルギー反応が出た場合、複数の食材があると、どの食材がアレルギーの原因なのか特定できないからです。
赤ちゃんの離乳食は、月齢ごとに適切な食材を選ぶことが重要です。また、成長には個人差もあるため、赤ちゃんの様子を見ながら、無理なく進めることが大切になります。